人生は短い [思考]
つい先日、厚生労働省により公表された「第20回生命表」によると、日本人の平均寿命は男性が78.56歳、女性は85.52歳なのだそうです(2005年)。
今後の自分の人生をリアルに考えてみたとき、残された時間は長いですか?それとも短いですか?
僕の場合、この数字だけをみると、78歳はなんだか長いなあ、というのが率直な感想です。
いつリタイアするのかわからないけれど、65ぐらいで仕事をやめたとして、あと13年も生きないといけないわけです。余生ってものの過ごし方が今はまだイメージできないので13年は退屈で長いような気がします。
みなさんはどうでしょう?
長いと思うか短いと思うかは人それぞれでしょうが、若い人にとって平均寿命の数字から感じることはまだまだ先のこと過ぎて現実感がないのではないでしょうか。
ただ、「生命表」にはこれ以外にもいろんな統計が載っていて、他の数字をみると考え方も変わってくるのではないかと思います。
たとえば、「平成17年簡易生命表」によると、H17年に生まれた男子が65才まで生存できる確率は85.6%です。つまり男子の15%は定年までに死んでしまうのです。ちなみに男子の半数が81.5年で死んでしまいます。
そんな風にこの統計を見ていくと「人生は短い」と思って生きた方がいいような気になります。
また、「平均余命の年次推移」をみると、僕の父が生まれた59年前の昭和23年の男子の平均余命は驚くことに50歳!だったりします。僕が生まれた昭和47年でさえ70歳です。
この数字をみると、昔の人は短い人生を必死に生きようとしていたのではないかと思えます。
「平均寿命の国際比較」では、ロシア人男性の平均寿命が59歳だということがわかります。ロシアに定年制度はないでしょうが、あるとすればロシア人は定年を迎える前に半分以上死んでしまうのす。そう考えると、ロシア人と日本人の死生観や人生観は大きく違って当然のように思えます。
ちなみにWHOが発表している加盟192カ国の平均寿命によると、アフリカの南部には30歳代!の国がいくつもあることがわかります。
僕は生来、怠け者なので「自分はいつ死ぬかわからない」「着実に人生の残り時間は減っている」と意識していないと、だらだらでまっとうに生きていけないと思っているので、こういう統計を見ると心を新たにされるのですが、残された時間の長さを意識しながら、今を生きることは、多くの人にとっても有意義なことではないでしょうか。後悔しない人生を、今しかできない人生を生きていきたいものです。
むむむー。久しぶりに覘いたら。難しい話題やった。。
自分はどうやって最期を迎えるんやろ?とたまに思うことはありますが。
まぁ、病気ってのがもちろんあるやろけども。
ワタシはかなり“酔って横断歩道を信号無視して走り抜けようとして轢かれる”
の確率が高そうな気がします。
酔うと、割とやらかすので(一度、本気で友人に叱られたことがある)。
あと“酔って階段踏み外して転落”とか。。 らも!
先のことを考えても埒が明かないので今を楽しむしかない、と思っちゃう、
そんなワタシはかなり刹那的過ぎるのかも知れません。
しっかし。ロシア人、もっと長生きしなきゃ、やねえ。
by なる (2007-03-13 01:49)
生命表は、保険会社にいたときはよく見たです。システム作る上で必要不可欠だったので。
それとは関係ないけど、いつの頃からか「後悔」をあまりしなくなった。
反省することは必要だけど、後悔ってあまり生産的ではないな、と思って。
なってしまったこと、やってしまったことは仕方が無いじゃないか。
そういう感じです。でも、そうなると感情がやや乏しくなる気もします。
エピメテウスかプロメテウスか、という話もあるけれど。
話変わって、「漫然とした将来」については、
これまた「パンドラの箱」をどう解釈するか、じゃないかと。
最後に希望が残ったのか、単なる盲目の希望なのか。
残りの人生を、可能性のある希望ととるのか、無目的な希望ととるのか。
ということだと思います。
あと「3秒前に、この世に自分が存在した」ということは現在の科学では証明できないみたいです。
そんなことを考え出すと、眠れなくなりそうです。
by カントク (2007-03-13 21:48)
なるちゃん酔って死ぬのだけはやめてー!!
ワタシは生きていれば死はいつも隣り合わせだと思います。
だからと言っていつ死んでもいいと思ってるわけじゃないけど★
人間も忙しく生きた人は短命で、のんびり生きた人は長命と言うことがあるのでしょうか。
昔から後悔ばかりする質なので、これからも後悔はし続けるであろうけれど
それ以上に人生を楽しみたいと思う今日この頃です。
by サコ (2007-03-14 13:27)