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修学院離宮 [建築/アート]

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比叡山の麓、宿泊施設がなく別荘というよりは庭園とよんだほうがしっくりくるような離宮。
緩やかな斜面の棚田の中に離れて建てられた上中下の御茶屋と庭が松の並木で繋がれています。
庭は周囲の棚田や背後の山々から遠くは京都の町並みやさらにその向こうの山並みまでを取り入れた開放的な構成で、建物のディテールも素朴で簡素なものでした。
前回の桂が平地の閉じた庭園で、その作庭法や建築物のディテールなどが細やかであったのとは対照的でした。
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そういう感じを抱いたからなのか、今回の見学では建物というよりも庭のほうへ多く目が向きました。
特に、生垣、石垣、塀などの「境界」の役割を果たすもののディテールがとても興味深かったです。
「大刈込」といわれる植込はなんと60種類以上の植物で構成されているらしいです。

秋には仙洞御所へ行く予定です。
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