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朝まで生テレビ [テレビ/映画/演劇]

久しぶりに見ました。

昔に比べて、なんだかおとなしくなったような気がしました。

昔は、途中ですぐに皆が一斉に喋り出して、誰が何を言ってるかよくわからなくなる番組だというイメージがあったのですが、昨夜はそんなことはあんまりなかったです。
パネリストの各々が大人だったのか番組慣れしてきたのか。

また、これもおとなしく感じる要因の一つかもしれませんが、パネリストの人数が減ってるように思いました。
昔はもっといろんな種類の人がたくさん出ていたような気がします。
試行錯誤の中であれぐらいが良いということになったのでしょうね。

番組のスタイルは相変わらずでした。
田原総一郎の司会のもと、一つのテーマについて各パネリストが議論をします。

議論といっても何かしらの結論を出す訳でなく、あくまで意見を述べ合うだけなので、結論を求めるタイプの人が視聴するには向かないです。
それに自分の立場に縛られて番組中に意見を変える勇気を持てない人(国会議員など)、我が強くあくまで自分の意見を押し通す人などがいて、建設的ではない平行線の議論に終始することも多いです。

あの番組はいろんな立場の人が、そのテーマについてどんな情報をもっているか、どんな考えをもっているか、自分と異なる考えに対してどういう反応をするか、を見るのが正しい楽しみ方だと思います。

そういう点では、パネリストの人数と多様性があの番組の鍵になるわけですが、昨日はもう二人ほど増やして、何人か入れ替えたほうがいいように思いました。
人数はともかく、議論の流れが読めない人、自ら発信できない人が何人かいました。

昨日は「貧困」がテーマだったのですが、セーフティネットの整備のような直接的な対策も必要でしょうが、やはり国力を上げる方向についてもっと真剣に議論し、行動して行くことが重要だと感じました。
年金、保険、税金、天下り、政治などの内部制度的な目先の問題の解決も重要ですが、同時に将来へ向かっての、世界の動きに左右されないような国づくりも進めていかないと、結局、「貧困」はなくならないと思います。

もうすぐ総選挙が行われるでしょうが、目先の景気回復や社会保障の問題も大事ですが、そういう長期的な国の方向性について具体的なビジョンを持った政治家なり政党が出て来てほしいものです。
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