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アクセス問題の情報共有についての限界 [クライミング_情報]

アクセス問題についての広報、啓蒙活動は大事だし、積極的に行うべしという立場だが、一般的な岩場利用のマナーやルールはともかく、各岩場独自のルールについては、どんどん増えるクライマーに対して、各々がてんでばらばらに情報発信していても限界があるように思う。
例えば、今回の豊田の駐車に関する情報をクライミングを始めたばかりの人が独自に得ることができるだろうか?
非常に残念ながら、この情報が伝わるのはある特定の人だけだと思う。
特定の人とは、ネットに詳しく日々岩場の情報にアンテナを張り巡らしているような人だ。
ネットを使わない人は言わずもがな、ネット環境があっても「100岩場」などだけを頼りに岩場を訪れる人は多いと思う。

豊田の情報はブログ、facebook、twitterで拡散していくだろうが、日々ネットを使用している人でさえ、時間がたてばこの情報を探す事が簡単ではなくなるだろう。

たまにクライミング界唯一(?)の公式ソースであるJFAのサイトに各岩場のルールやアクセス問題について掲載されることがあるが、例えばJFAのサイトか豊田の情報だけを手軽に閲覧するなんてことはできない。

そういう状況で、日々変わっていくローカルなルールを守れ!というのも無理があるように思う。
最初に言ったように、広報、啓蒙活動は大事で地道にやっていく必要はあるが、クライミング界はもうそういうレベルでルールが守られるうようなコミュニティではなくなっている。

今年から山と渓谷社が「クライミングネット」なるクライミングの総合ポータルサイトの運営を開始し、そこでアクセス問題についての情報発信もするようなので、是非そこで各岩場の最新の情報が簡単に閲覧できるようにして頂きたい。
岩場に行くならとにかくそこを見れば一目瞭然となるものを期待したい。

今は地道に、自分達のできる方法でアクセス問題に取り組むしかないのだが、大きな問題となる前に何かしらの効果的な対策が打たれることを願って止まない。
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